釣りが上手い人とは?
いろいろな考え方がありますよね。
今回は私が思う釣りが上手いとはどういう事なのか書いてみたいと思います。
あくまで私感なので異論・反論は認めます(笑)
魚が釣れるというのは
知識・経験 × 技術 × 運
だと思っています。
知識・経験 × 技術 × 運 の掛け算がある一定の基準を超えたら魚が釣れると思ってます。
※場所については後述します。
魚って知識や経験そして技術がなくても運さえあれば釣れる事があります。
しかし、運だけに頼っていては魚を釣り続ける事は難しいでしょう。
特に他の人よりも良い魚や数となると尚更です。
だけど、運というのは自分自身ではどうにもできない部分なのでここは置いておきます。
次に技術です。
キャストやルアー操作、フッキング、ファイト等
技術的な事は多岐にわたります。
そのひとつひとつにおいて意識をするかしないかで雲泥の差がでてきます。
例えばですが
毎日料理をしている主婦の方でも料理の腕前って差が出てきますよね。
毎日料理をしたからといってみんなシェフレベルになれるわけではありません。
向上心を持って毎日少しでも美味しい料理が作れるようにと思って作っている人と、言葉は悪いかもしれませんが、ただ漠然と毎日料理してる人とでは当然、その腕前に差が出てきます。
もちろん釣りに関しても一緒です。
少しでもキャストが上手になるように試行錯誤しながら精度が少しでも上がるように練習したり実釣する人と、ただ漠然と投げてる人とではやはり差が付きます。
ただ漠然とでも毎日やっていればある一定のレベルまでは行けると思いますが、そこから先へ進むのは難しいと思います。
私自身の経験になりますが、バス釣りをやっていた頃のキャストは適当でザックリでした。
しかし渓流へ行くようになって、この石の横のここ!とかボサの凹んでるここ!という茶碗一杯分くらいのシビアなピンポイントを狙うようになってからみるみる上達しました。
一日一日、何かテーマをしっかり持って釣りをした方が上達するスピードが飛躍的上がると思います。
例えば今回はキャスト重視で釣りをしてみようとか、フッキングに気をつけてみようとかです。
ルアーの練習だとしたら今日はミノーの練習をする!とかクランクベイトの巻きの釣りを練習しよう!とかです。
ただ特にルアーに関しては季節的に効果のあるなしがあるので、やはりそのルアーが得意な季節に最初は練習をした方が良いと思います。
そして最後に知識と経験です。
場所についても知識のひとつと考えています。
よく釣れる場所、大物が出やすいポイントというのは知ってるか知らないかで釣果が変わってくるからです。
釣りをする中で場所というのはかなり重要なウェイトを占めます。
そしてそれは知識や経験から導き出されるので知識と経験の中に今回は場所も含めました。
(他人から聞いた場合を除く)
バス釣り時代、トーナメントに参戦している人と一緒に釣りをさせていただく機会がありました。
その際に、サイトの釣りでやり方を教えて貰ったのですが、そのやり方を見様見真似でやったらバスが驚く程の反応の違いを見せたのです。
釣り方を知ってるか知らないかで驚く程に釣果が変わる事をその時に知ったんです。
エリアトラウトをやっている人はわかると思いますが、釣れる人と釣れない人の差が本当に顕著に出ると思います。
同じような場所に立って同じような所にキャストしているのに釣果に差がでる。
そういった場合、釣れてる人はたまたまの場合もありますが、意図的に他の人とは何かを変えてる可能性が高いです。
ルアーなのかレンジなのか巻きスピードなのかアクションなのか・・・
わかってる人はわかってやっています。
他人の釣果について運とか場所がよかっただけだろとか思ってたら上達しにくいと思います。
知識的な事と経験をたくさん積めば釣れる魚は増えると思います。
そして経験を積むというのは、ただ同じ事の繰り返しだけではなく試行錯誤しながら様々な事を試してみるのが重要だと思っています。
ひとつの野池、湖、河川にしかいかない人と、いろんな場所へ足を運ぶ人とではその対応力が変わってきます。
個人的に1~2シーズンは同じ場所(ある程度の規模がある)へ、まずは通う事が大事だと思っています。
それは、川や湖等の同じ場所に季節を通して通った方が良いと思うのは、海釣りの場合は当てはまらない部分も出てきますが魚の季節的な動きがわかるようになるからです。
そして、知識、経験の増やし方として自分自身のみで試行錯誤しながら切り開いていく方法と人に教えて貰ったり、本を読んだり動画やDVDを見たりする2パターンあると思います。
人によっては、自分自身のみで試行錯誤しながら切り開いていくのが当たり前と思う人もいれば本やDVD等で学びたい、教えてもらいたいという人もいるでしょう。
自分に合ってる方法で良いと思います。
釣りをしている時に自分の中で新たな発見をした時って興奮するし楽しいです。例えそれが一般的な当たり前の事であったとしてもね。人に喋ったらそんな事も知らなかったの!?って言われるかもしれない。だけど気にする必要はないと思います。それもひとつの楽しみ方だから。
私はバス釣りをしていた頃は雑誌や本をたくさん読んでいました。
バスプロが書いた本も手当り次第読み漁っていました。読むだけでとても楽しかったです。
ただし、知識はあくまで知識です。
実際に実践できるかどうかがとても重要です。
私はバス釣りに関しては知識を生かしての実践はあまりできませんでした(笑)
ただ知っているのと実践できるレベルの知識は異なります。
本やネットで調べたりしたらぜひ実践して使える知識・経験となるまで試してみてください。
知識と経験を積んで、いろんな場所(ポイント)を知っていると
今のこの季節でこの気温と天候ならあそこに行けば釣れそうというのも判断できるようになります。
そして、知識と経験と技術を生かして初めての場所でもポイントを見極めて結果が出せる人
これが私が思う『釣りが上手い人』になります。
一方で釣りはあくまで趣味の世界なので、上達なんてしなくてもいいマッタリと楽しみたい!そんな考え方もアリだと思います。
今回の記事が上からに見えたらごめんなさい。
私もまだまだ釣りで未熟な部分はたくさんありますし精進していきたいと思っています。
そして一度この記事を書いて読み直してみたら場所についても書かなきゃダメだと思ったので次回は釣りにおける場所・ポイントについて書きたいと思います。
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