釣りにおける場所・ポイントとは?

釣りにおける場所・ポイントとは?

これまた私見になるのですが答えは簡単・シンプルです。

釣りにおける場所・ポイントとは『財産』です。

 

釣れるサイズが大きくて数がたくさん釣れるような釣りのポイント、渓流釣りで言うと川は正に財産です。

更に人が余り知らないようなら『秘宝』といえるでしょう。

 

少し話が脱線します。

小学生の頃、帰り道にカブトムシの幼虫が取れる空き地がありました。

この時ここでカブトムシの幼虫が取れると気がついていたのは私達だけです。

カブトムシの幼虫って言ったら小学生の低学年にしてみたら宝物がザクザク埋まってる感じですよね(笑)

仲間数人と倒木をひっくり返し、土をほじくってカブトムシの幼虫を取っていると

『何をしてるの?』

と同じ小学校の生徒達に話かけられました。

純粋で素直だった子供の頃の私は『カブトムシの幼虫が取れる』と素直に答えてしまいました(笑)

聞いてきた子も一緒にカブトムシの幼虫を取り始めました。

 

そして翌日

どうなったと思います?

その空き地には一面小学生の群れが・・・(;・∀・)

倒木は全てひっくり返され、土も見事なまでに掘り起こされ

わずか2日にして焼け野原みたいな感じになりました。

もちろんカブトムシの幼虫は取り尽くされてしまいました。

 

釣りでも同じような経験をされた方も多いと思います。

あまり公になっていない釣れるポイントを人にしゃべったり、案内してそこから人から人とへ伝わっていって

そのポイントが人で溢れたりして釣れなくなる。

例えば北海道だと、人をガイドで川に連れて行ったら、その人がまた別の人をその川をガイドして、更にまたその別の人が別の人をガイドしてといった連鎖が起きてあっという間に釣れない川になったりもします。

本州である最悪なパターンだと釣り人が殺到してゴミだらけになって釣り禁止になる。

よくある話だと思います。

だからそういった経験があるので基本的に釣れた場所を聞かれても私はほとんどしゃべりません。

子供の頃にカブトムシの幼虫を取り尽くされたような経験をもうしたくないから。

 

さて、話を戻します。

釣りにおけるポイントとは一番重要な物とも考えています。

いくら釣りが上手でも、釣れるルアーを使ってもポイントが間違っていたら魚は釣れません。

 

だからこそ釣りのポイントというのは非常にデリケートな物になります。

 

最近ではSNSが発達して簡単に場所を聞けるようになりました。

答えてくれるかは別ですが、聞くこと自体はとてもイージーです。

 

大きい魚や珍しい魚をSNSでアップされているのを見て場所を聞きたくなる気持ちはわからなくないですが

見ず知らずの人にいきなり「どこで釣れたんですか?」と聞くのはとてもリスキーな行為です。

 

仲の良い仲間に聞くのならばいざ知らず

見ず知らずの他人にいきなり釣りのポイントを聞かれると拒否反応を示す人も少なくありません。

もちろん気前よく答えてくれる人も中にはいます。

一方でそれよりも多くの人が不快に思う可能性が高い事を覚えておいて欲しいです。

 

開拓して大きい魚や数がたくさん釣れる川のポイントを見つけるには時間もかかるし交通費もかかり莫大な手間暇がかかっています。

北海道の磯やサーフでサクラマスが釣れるポイントを開拓した人が、いったいいくら交通費とジグ(ルアー)にお金を使ったと思ってるんだと憤慨しているのを聞いた事があります。

 

SNSでちょいちょいあるのが見ず知らずの人にポイントを聞いて、教えてくれなったらケチ!等と捨て台詞を吐いて去る行為です。

このような事をするのは子供だとは思いますが、人としてとってもとってもとっても恥ずかしい行為です。

海釣りの場合は比較的教えてくれる人もいると思いますが、決して聞いたら答えてくれるとは思わない方がいいです。

やり取りをたくさんしてて仲良くなっていたらまだわからないですが

会った事もない、ほとんどやり取りもしたことない見ず知らずの人にいきなりポイントを聞かれても

そのポイントが潰れるリスクを犯してまでどうして教えてくれるのが当たり前だと思ってしまうのでしょうか?

私にはとても理解ができません。

 

SNSで『出張で今どこそこにいるので近くに釣りが出来る場所がありますか?』
(実際の友達含む)

と聞くのと

大きい魚、珍しい魚を釣ってアップしているアカウントの人にたいして直接DMでいきなり

『どこで釣ったんですか?場所を教えてください!』

と聞くのでは雲泥の差がある事を理解していない人にはわかって欲しいです。

 

ポイント・場所は誰の物でもない

確かにそうなんですが、だからと言って誰もあなたに教えなければならない理由等ないのです。

 

見ず知らずの人にいきなり直接ポイントを聞くというのは

  • 答えてくれる人もいるけど不快に思われる可能性がある
  • 答えてくれない人に対して、ケチ!といった感情を抱いてしまうのはおかしい事
  • 時には暴言や冷たい言葉を浴びせられたり、無視される事もある

という事を、SNSでいきなりポイントを聞いて周ってるような人は覚えておいてください。

 

そして、幸いな事に私に対してどこで釣れたんですか?ってSNSで聞いてくる人はほぼいません(笑)

 

また、少し話が逸れますが人から聞いたポイントやガイドされた時に大きい魚を釣り上げてさも自分の手柄かのようにSNSにアップする人もいるのですが、それもまたちょっと違うのではないかと私は個人的に思っています。

まずはそのポイントを教えてくれた方、ガイドしてくれた方に感謝しましょう。

可能な限りその人のおかげで釣れた事をSNS等にアップする時は公表した方が良いと思います。

 

という事で

釣りにおける場所・ポイントとは財産である。

という事が少しでも、気軽にポイントを聞いてしまう人に伝わる事を願いながらこの記事を終わります。

 

 

追伸

あっそうそう

私がポイントをしつこく聞いてきたという話を聞いたら嘘だと思ってください。

私は仲間にすら基本的にどこで釣れた?とか聞きません。

本当に仲の良い人に確認の意味でこれはどこそこの魚?と聞く事はありますが、知らないポイントを自ら聞き出して大きい魚を釣り上げようとした事はありません。

 

他にも写真を撮り貯めてコンスタントに釣れてる感じを装ってると本人から聞いた、本人が言ってた等ありますが、全て捏造のデタラメです。

それらは過去に揉めた人と近い人・仲間が広めているデタラメとなるのでよろしくお願い致します。

今までは誹謗中傷に対してほぼ全て無視してきました。

ここには到底書きたくない事もやられました。

しかし、これからは一線を超えて来たらもう我慢はしません。

夫婦であんな苦しい思いを二度としたくないのでキチンと対応していきます。